9月27日に投開票される自民党の総裁選に立候補している小泉進次郎元環境大臣が23日、鹿児島を訪れました。祖父の出身が南さつま市である小泉元環境大臣は「自分のルーツをたどって残り数日の総裁選に向けて力がみなぎってきた」と語りました。

　23日午前、霧島市に入った小泉 進次郎 元環境大臣。多くの人の出迎えに笑顔で応えました。祖父で元衆議院議員の純也さんが南さつま市出身で、森山裕総務会長が総裁選を前に訪れることを提案し今回の訪問が実現。地域の人たちとの懇談会では「世界と地方をつないで活性化していきたい」と語りました。

（小泉進次郎元環境相）
「私の体の中には薩摩隼人の血が流れている。今、日本で（輸出用の）お茶の生産が一番高いのが鹿児島。鹿児島のお茶をさらに世界に届けていく。総裁になったら輸出の体制を強化しもっと地域で手取りが上がる、農家の収入が上がる形を作ることで日本の地方を元気にしたい」

　午後には祖父・純也さんの母校である鹿児島実業高校を訪問し生徒たちと交流。学校内にのこされている純也さんの書を見るなど、小泉家のルーツをたどりました。応援部の生徒たちからは熱いエールが送られました。

（小泉進次郎元環境相）
「鹿児島と私のつながり、小泉家のつながりを肌で実感できて残り総裁選も数日だが、今までの自分のルーツも踏まえて/全力で頑張ろうと。生徒の皆さんから気合を入れてもらって力がみなぎっている」

　9人が立候補している自民党の総裁選は9月27日に投開票されます。