日本大キップケメイが2年連続全体トップ 中央学院大の吉田礼志が日本人1位 学生記録保持者の東京国際大エティーリは11位
第101回箱根駅伝予選会が19日、東京都立川市で行われ、トップ通過の立教大学ら全10校が本選の切符をつかみました。
■日本大学の留学生が2年連続全体トップ
レースはスタート時の気温が23度超えと、日ざしも強く選手には厳しいコンディション。序盤から脱水症状で途中棄権選手もいる中で、全体トップで走ったのは、日本大学2年生のシャドラック キップケメイ選手です。暑さにより昨年より1分弱タイムは落ちますが、1時間00分59秒のタイムで走破。日本大学を全体7位で2年連続91回目の本選出場に導きました。
2位の山梨学院大学2年生ブライアン キピエゴ選手と最後まで競り合い、3秒差で勝利。専修大学の1年生ダンカン マイナ選手が1時間01分47秒で個人3位。留学生ランナーの奮闘で専修大学が2位、山梨学院大学が3位に入りました。
■日本人トップは吉田礼志 学生記録保持者に勝利
日本人トップに入ったのは中央学院大学4年生の吉田礼志選手です。序盤は先頭の留学生ランナーたちの集団につかず冷静にレースを展開。4キロ付近で日本人トップをひた走り、1時間3分29秒で全体10位。チームも5位で2年連続24回目の切符をつかみました。
11位は東京国際大学2年生のリチャード エティーリ選手。2月の丸亀ハーフでは59分32秒の日本学生記録をマークしましたが、暑い厳しいコンディションででタイムは伸びませんでした。昨年は転倒もあり、チームも3秒差で予選落ち。今回チームは8位で予選を突破しています。