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東京農業大がわずか“1秒”に泣く トップ通過の立教大ら10校が箱根駅伝の本選へ 選手は暑さとの戦い

2024年10月19日 15:11
東京農業大がわずか“1秒”に泣く トップ通過の立教大ら10校が箱根駅伝の本選へ 選手は暑さとの戦い
箱根駅伝予選会結果
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(19日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園)

第101回箱根駅伝予選会が19日、東京都立川市で行われ、全10校が本選の切符をつかみました。

各大学最大12人の選手がハーフマラソン(21.0975キロ)を走り、各校の上位10名の合計タイムで争われ、上位10校が来年1月に行われる箱根駅伝本選の切符をつかみます。

トップ通過は立教大学。3年生の馬場賢人選手が1時間03分56秒で日本人3位の快走をみせるなど、暑さにも負けずチーム全体で安定した走りを見せました。3年連続30回目の本選出場です。

2位は専修大学。1年生の留学生ダンカン マイナ選手が全体3位の1時間01分47秒で走り抜け、チームを引っ張ります。3位の山梨学院大学も2年生の留学生ブライアン キピエゴ選手が全体2位。4位の日本体育大学は3年生の山崎丞選手が日本人4位、5位の中央学院大学は4年生の吉田礼志選手が日本人トップと上位に入るチームはエースが大きく貯金しました。

6位の中央大は、来月の全日本大学駅伝も控え、主力も外した中でレース。それでも3年生の白川陽大選手や1年生の岡田開成選手、4年生の阿部陽樹選手らが上位で走り、本選への切符を獲得。1月の第100回大会では、体調不良者が続出し、無念の13位。リベンジを目指します。

し烈だったのは10位争い。6月の全日本大学駅伝予選会で17位と苦しんだ順天堂大学は、4年生の浅井皓貴選手が日本人2位の1時間03分49秒と快走。11位東京農業大学にわずか“1秒”勝りました。涙をのんだ東京農業大学は2年生エース前田和摩選手が欠場する中で、奮闘をみせましたが、1人当たり0.1秒及びませんでした。

また12位以下には、明治大学、国士舘大学、東海大学、駿河台大学らが。東海大学は、10人目を走っていたランナーがフィニッシュライン直前でふらつき転倒。その後はってゴールを目指しましたが、棄権となるアクシデントが発生。チームは14位で12年ぶりに本選出場を逃しました。

スタート時の気温は、午前9時で23.2度と日ざしの強いの中で行われた予選会。8人の途中棄権、2人のオーバータイムで計10人がゴールできず。出場権をつかんだ東京国際大学は4年生の主将・楠木悠人選手が10キロを前に脱水症状で棄権するなど、厳しいコンディションとなりました。

第100回箱根駅伝では、優勝した青山学院大を筆頭に駒澤大、城西大、東洋大、國學院大、法政大、早稲田大、創価大、帝京大、大東文化大の10校がシードを獲得。今回の上位10校と関東学生連合チームをいれた21チームで本選が行われます。

▽予選会結果 上位20校
1位 10時間52分36秒 立教大学
2位 10時間53分39秒 専修大学
3位 10時間54分06秒 山梨学院大学
4位 10時間55分58秒 日本体育大学
5位 10時間56分01秒 中央学院大学
6位 10時間56分03秒 中央大学
7位 10時間56分53秒 日本大学
8位 10時間58分53秒 東京国際大学
9位 10時間59分12秒 神奈川大学
10位 11時間01分25秒 順天堂大学
――――――――――
11位 11時間01分26秒 東京農業大学
12位 11時間02分24秒 明治大学
13位 11時間02分40秒 国士舘大学
14位 11時間03分39秒 東海大学
15位 11時間05分11秒 流通経済大学
16位 11時間09分10秒 駿河台大学
17位 11時間12分05秒 麗澤大学
18位 11時間12分17秒 筑波大学
19位 11時間12分56秒 明治学院大学
20位 11時間15分24秒 武蔵野学院大学

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