「川内大綱引」国の重要無形民俗文化財の指定祝い薩摩川内市に懸垂幕
3月21日、420年以上続く薩摩川内市の伝統行事、「川内大綱引」が国の重要無形民俗文化財に指定されました。これを記念して26日薩摩川内市では、懸垂幕のお披露目式が行われました。
お披露目式では、太鼓の音とかけ声に合わせて、国の重要無形民俗文化財指定を祝う懸垂幕が掲げられました。
川内大綱引は関ヶ原の戦いで島津義弘が武士の士気を高めるために始めたとされ、約3000人の男衆が上方と下方に分かれ、長さ365メートルの綱を激しく引き合う伝統行事です。
(川内大綱引保存会 橋口 智章会長)
「川内大綱引の伝統を守る、充実発展を目指す、そして保護と継承を目指す」
県内の重要無形民俗文化財はこれで12件目です。