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上海線の定期便が約4年半ぶりに着陸 運休していた国際線定期便がすべて再開

2024年7月16日 19:32
上海線の定期便が約4年半ぶりに着陸 運休していた国際線定期便がすべて再開
新型コロナウイルスの影響で運休していたすべての国際線がようやく再開されました。約4年半ぶりに上海線の定期便が鹿児島空港に降り立ちました。

 16日午後1時過ぎに鹿児島空港に着陸した上海からの定期便。定員の7割、約110人を乗せて到着しました。上海の定期便が鹿児島に降り立つのは、約4年半ぶりです。観光関係者がぐりぶーとともに拍手で乗客を出迎えました。

(観光客)
「鹿児島の山、自然、環境を楽しみにしている。ぐりぶーがとてもかわいくて楽しみにしてます」

(観光客)
「豚肉がとっても楽しみです」

 地上職員の不足などの影響で受け入れ態勢が整わず再開が遅れた定期便。香港、ソウル、台北に続く上海線の再開でコロナ前に飛んでいた4つの路線、すべてが戻りました。ただ、航空会社は3つ減り29便飛んでいた航空機は10便に縮小しています。

(大塚大輔副知事)
「再開した以上は、より多くのみなさんに使っていただきたい。さらなる国際線の増便、路線の拡充など視野に入れ県としても取り組みたい」

 9月には韓国の格安航空会社チェジュ航空が運航を再開し、大韓航空も増便する予定です。「南の玄関口」がようやく大きく開き始めました。