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鹿児島市で防災点検・訓練 能登半島地震受け物資輸送も

2024年5月13日 18:46
鹿児島市で防災点検・訓練 能登半島地震受け物資輸送も

 これからの梅雨や台風の時期に備え、鹿児島市で13日、防災点検が行われました。

 防災点検は鹿児島市が毎年行っているもので、下鶴市長は市街地を流れる脇田川の改修工事の確認を行いました。脇田川は大雨が降った時、氾濫の恐れがある区域に指定されていて、浸水などに備え川の幅を広げたり深くする改修工事が行われました。

 また、災害が起きた際、物資の集積拠点に指定されている鹿児島市中山町の鹿児島ふれあいスポーツランドでは、食料や水といった支援物資の受け付けや避難所への配送の流れを確認しました。

(記者)
「現在災害が起きた時に必要な物資のトラックへの運び入れが行われている」

 2024年1月の能登半島地震では、道路が寸断され、物資を避難所へ運べなかったケースもありました。13日は土砂崩れによる通行止めを想定し、ルートを変更して運ぶ訓練も行われました。

(鹿児島市 下鶴市長)
「実際の受け入れから仕分け、輸送までを想定した実践的な訓練を行うことができた。今後とも市民の皆さんに日ごろからの備えをどのようにするかということを周知していきたい」

 下鶴市長は「常に状況を想定しながら迅速な物資の輸送に取り組みたい」とも話しました。

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