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鹿児島簡易裁判所 県警前生活安全部長の勾留取り消し却下

2024年6月6日 11:59
鹿児島簡易裁判所 県警前生活安全部長の勾留取り消し却下
 警察情報を漏えいした疑いで逮捕・送検された県警の前の生活安全部長が勾留を不服として取消しを求めた手続きで、6日鹿児島簡易裁判所は、却下の判断をしました。

 この事件は、鹿児島県警の前の生活安全部長、本田 尚志容疑者(60)が退職直後の2024年3月警察情報を漏らした疑いで逮捕・送検されたものです。

 5日、鹿児島簡易裁判所で開かれた勾留理由を明らかにするよう求めた公判で、本田容疑者は、枕崎のトイレでの盗撮事件など警察官の2つの犯罪行為について「県警職員の犯罪行為を野川本部長が隠ぺいしようとしたことがどうしても許せなかった」と動機を明らかにしました。

 勾留を不服として取消しを求めた手続きで、6日までに鹿児島簡易裁判所は、却下の判断をしました。今回の却下で本田容疑者の勾留は継続し、勾留期間の満期となる6月11日に再度、勾留が延長されるか釈放されるか判断されます。