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タクシー業界の人材不足解消へ!現役ドライバーと求職者が意見交換

2024年8月21日 19:52
タクシー業界の人材不足解消へ!現役ドライバーと求職者が意見交換
 タクシー業界の人材不足を解消しようと、現役のドライバーや求職者などの意見交換会が、鹿児島市で開かれました。

 意見交換会は、シニア世代の就労の促進とタクシー業界の人材不足を解消しようと、鹿児島第一交通が開いたものです。その名も「マスターズの会」。60歳以上の現役のドライバーとシニア世代の求職者などが、仕事のやりがいや前ついていた仕事の経験などについて意見交換しました。

(参加者)
「前職は専門学校で IT関係の講師をしていた。言ってはいけないこと、 言ってもいいこととかは徹底的に鍛えられたので、接客マナー とかそういうことに前職をいかしていけると思った」

(参加者)
「客と距離が 近い分、「ありがとう」という言葉だったり、感謝の思いが伝わりやすい仕事」

 鹿児島第一交通では、150人ほどいたドライバーが、コロナ禍で30人近く退社。車の稼働率は75パーセント程度にとどまっています。一方で、5類に移行してからは乗客が増えているため人材不足がさらに加速しています。

(鹿児島第一交通下之角洋代表取締役社長)
「仕事を定年して1 0年くらい働いていける体制づくりをしないといけない。車両や勤務体系、そういうのを考えて改善しながらやって行こうと思う」

 鹿児島第一交通は、今後も、様々なイベントなどを通して人材の確保に努めていくということです。