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基準値を超える残留農薬検出 JA北さつま出荷のきんかん 自主回収進む

2025年1月29日 19:29
基準値を超える残留農薬検出 JA北さつま出荷のきんかん 自主回収進む
 JA北さつまから出荷されたきんかんから基準を超える残留農薬が検出されたことがわかりました。今月中旬以降、県の内外に出荷されていて、現在、自主回収が進められています。

 食品衛生法に定められた基準を超える残留農薬が検出されたのは、薩摩川内市の生産者1人が生産した鹿児島きんかん「いりき」です。1478キロが鹿児島や東京、大阪など9つの市場に出荷され1月14日から23日にかけ販売されたということです。

 1月22日、鹿児島市中央卸売市場青果市場の検査で発覚し出荷を停止。現在、自主回収を進めていて回収率は19%だということです。JA北さつまによりますと、農薬の散布記録などに特に問題はなく原因を調査中だということです。

 検出された農薬の成分は体重60キロの人が毎日1キロ摂取し続けても健康に影響を及ぼさないとされていて、これまでに健康被害の報告も無いということです。
最終更新日:2025年1月29日 19:29