パチンコ「モリナガ」が売却 東京でパチンコ店を運営する企業に 雇用は継続
鹿児島市で老舗ホテルを経営する城山観光が子会社でパチンコ店を運営する「モリナガ」を売却していたことが分かりました。
城山観光が売却したのは子会社で天文館や南栄など市内で10店舗のパチンコ店を運営する「モリナガ」です。モリナガは前身の「森永キャンディーストアー」が1954年、森永会館としてパチンコ店を開業し、その後、城山観光の遊戯部が運営してきました。2008年には城山観光から分社化し屋号を「モリナガ」に変更しました。
城山観光によりますと、東京に本社を置き関東や鳥取県を中心にパチンコ店を展開する「デルパラ」に全株式を譲渡したということです。譲渡額は公表していませんが売却の理由について「今後、パチンコ業界において激化する競争を見据え、企業体力の強化により従業員の処遇など雇用面を最優先した」としています。
当面の間、屋号はそのまま残しこれまで通り営業は継続。従業員の雇用も続けるということです。