全国一早く新茶の初取引会 早ければ今月下旬から店頭に
4月に入り、新茶の季節がやってきました。全国で最も早い新茶の初取引会が鹿児島市で行われました。色、味、香りの三拍子がそろった新茶が100点以上並びました。
かごしま茶の初取引会には、南九州市や錦江町など県内6つの産地から104点、約6トンの新茶が集まりました。参加した22の業者は茶葉を触って手触りを確認したりお茶の香りや味を確かめていました。
(取引会に参加した茶商)
「三拍子(色、味、香り)がそろって、いいお茶が並んでいると思う」
2024年は冬が暖かく霜の被害が少なかったことから順調に育ち、品質の良い新茶ができたということです。
(県茶業会議所 柚木 弘文 会頭)
「全国で1番早い取引会になるので、全国の皆さんに令和6年産の新しいお茶をまず届けたい」
新茶1キロ当たりの取引価格は最も高いもので去年より8000円以上高い2万240円、平均価格は3869円だったということです。4日に取り引きされた新茶は、早ければ4月下旬から店頭に並びます。