【学校の働き方改革】教職員の業務効率化にICT

■鹿児島県垂水市の「働き方改革」取り組みは
(水之上小学校・肝付雅和先生)
「じゃあタブレットを出して。スクールライフノートを入力してください」
タブレットの入力です。垂水市では通信教育や学校向けの教育支援などを幅広く手掛けるベネッセグループのEDUCOMスクールライフノートを導入しています。自分の今の心の状態を晴れ、曇り、雨、雷の天気で表して入力。担任の先生にも瞬時に情報が共有されます。これを日々続けることで例えば晴れマークが続いていた児童が急に雨マークをつけた際、先生側は何か落ち込むような出来事があったのではないかと注意を払うこともできると言います。
(EDUCOM・安藤次郎さん)
「ICTが導入されて子供たちから色々な情報が発信できるような環境が整ってきたので心の天気を通じて子供たちの心情理解を先生方に深めていって頂きたいと思っている」
スクールライフノートには日記を入力できる欄もあり、これによって先生たちの業務軽減にも繋がっています。
(水之上小学校・肝付雅和先生)
「一人一人日記帳に目を通して内容を読んでコメントを書くということで一人一人の閉
じたり、開いたりの作業を含めて時間がかかっていたが一覧で子供たちの心の天気が分かるので朝、帰りのときの気持ちがすぐ分かる」
(児童)
「(日記帳と比べて)こっちのほうが楽でいい」