B2昇格を目指す鹿児島レブナイズはプレーオフ初戦を制しました。27日からの準決勝に勝利すれば悲願のB2復帰となります。相手はレギュラーシーズン2位の香川。大一番を前にした選手たちを取材しました。

　レギュラーシーズンを3位で終え、B2昇格をかけたプレーオフに進出したレブナイズ。プレーオフはレギュラーシーズン上位8チームによるトーナメントで争われ、決勝に進んだ2チームがB2昇格を果たします。初戦で横浜を下したレブナイズはベスト4に進みました。勝てばB2昇格が決まる準決勝の相手はレギュラーシーズン2位の香川ファイブアローズです。

（鹿児島レブナイズ　＃32 武藤 修平 主将（32））
「香川は鹿児島の“走るバスケット”を止めに来るチームなので、そこに対してどれだけ40分間、2日間3日間通して走り切れるかが非常に鍵になる。チームの中で一番燃えているのは長年所属している藤田。いろいろなこと経験してきた中でここまで戦ってきてくれて、僕たちもそれについて行くような形でやっている」

　類まれな身体能力を武器とする藤田 浩司選手は、レブナイズがB2だった8年前を知るチーム最古参の選手です。

（鹿児島レブナイズ　♯12 藤田 浩司 選手（31））
「今は目の前に去年よりチャンスが巡ってきているのでそこはしっかりチームとして勝ちをもぎ取って昇格したい」

　そして、香川を相手にひときわ燃えている選手も。おととし香川から移籍してきた森田雄次選手です。

（鹿児島レブナイズ　♯11 森田 雄次（27））
「活躍するというよりは負けたくない。目の前のマッチアップの選手だけでなく誰にでも。気持ちから上回ることができるように」

　今年2月の古巣との対決は2連敗。よく知るチームだからこそ負けた悔しさが込み上げます。

（鹿児島レブナイズ　♯11 森田 雄次（27））
「きのうの夜、香川の試合をずっと見ていたが、正直自分たちは弱かったというのが一番最初に思った感想。今は同じ展開にはならないだろうと感じている」

　準決勝は27日からアウェーの香川で行われ、先に2勝したほうが決勝進出を果たすとともに、B2昇格を果たします。鹿児島市のセンテラス天文館などでパブリックビューイングが行われる予定です。詳しくはレブナイズのホームページからご確認ください。鹿児島からも声援を送り、レブナイズを後押ししましょう！