台風10号の影響で運休となっていた交通機関も次第に動き始めています。

　海の便は桜島フェリー30日朝から運航を再開し、待ち望んでいた人たちが続々とフェリーから降りて来ました。

(フェリーを利用する人)
「やっと普通に戻る。ないと困る」

　鴨池垂水フェリーも臨時ダイヤで運航を再開しました。鹿児島市内の路線バスは全て正午には運行を再開、市電は午後1時に再開しました。

(バスを利用する人)
「他に手段がないので困りますね。（再開して）よかった」

　JRの九州新幹線と県内の在来線は終日運転を見合わせました。在来線は31日も始発から運転を見合わせるということです。空の便は30日、110便欠航しましたが、31日はほとんどが通常通り運航予定だということです。

　また、29日まで軒並み休業となっていたアミュプラザ鹿児島など商業施設も営業を再開。街では台風の前のように人通りが見られ、今までの生活に戻りつつある様子でした。