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【台風10号】「命の危険感じた」鹿児島市の住宅半壊 2階屋根が剥がれ飛ぶ

2024年8月30日 19:53
【台風10号】「命の危険感じた」鹿児島市の住宅半壊 2階屋根が剥がれ飛ぶ

 「べりべりべりとすごい音がした」。今回の台風で自宅が半壊する被害にあった方に当時の話を聞きました。

 鹿児島市宇宿にある住宅兼事業所。2階に上がると…

(山下香織キャスター)
「こちら住宅スペースということですが、水浸しになっています。屋根が剥がれて飛んで行ってしまっています。骨組みだけになって空が見えています。よく見るとこれは天井ですね。天井が剥がれてぶら下がっている状態になっています」

 この家に住む人は。

(峯めぐみさん)
「すごい音がして台風と言うより突風と言う感じで、その瞬間べりべりべりって音が聞こえて。あれ?風が吹いていると思ったら空が見えて、そこからもう一気になくなった感じ」

 屋根が剥がれ落ちたのは28日の夜から深夜にかけて。台風に備え子どもは祖母の家に避難していて、夫婦2人で1階の事務所にいたといいます。

(峯めぐみさん)
「(Qここまでの被害覚悟した?)いやここまではさすがに今までもなかったので、もう音が全然違って流石に命の危機を感じた(Q1階にいても音すごかった?)もう全然違った。命があっただけでも良しとしないと」

 濡れた家財道具や散らばった屋根は片付けたものの補修には時間がかかりそうです。

    鹿児島読売テレビのニュース