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百条委の証人尋問終了 斎藤知事「職員には私の言動を不快、負担に思ったならお詫びしたい」辞職は否定

2024年8月30日 19:32
百条委の証人尋問終了 斎藤知事「職員には私の言動を不快、負担に思ったならお詫びしたい」辞職は否定

 兵庫県の斎藤元彦知事が百条委員会の終了後、記者団の取材に応じました。
(取材報告:牧野 天稀 記者)

 こちらの会見場では、先ほど午後6時半から、尋問を終えた委員長らによる会見が行われています。

 知事に対する証人尋問は予定を超えて2時間半以上も続き、斎藤知事は百条委員会の終了後、取材に応じました。

 兵庫県・斎藤元彦 知事
「職員の皆さんに対しては、私が行った言動とか行為によって、もし不快に思われたり、負担に思われた方がおられるなら、率直に改めてお詫びしたいと思っています」

 斎藤知事は「自分なりに懸命に答えた」と答えたほか、自身の辞職については改めて否定しました。

 30日の証人尋問は、主にパワハラ疑惑がテーマとなりました。
 冒頭には、知事が出張の際、会場の入口の約20メートル手前で下ろされ、職員を怒鳴ったことについて追及が続き、知事は「進入禁止の表示は便宜的なもので、車止めを取り忘れたと思った。(対応は)合理的な判断だった」と話しました。

 また、パワハラのほかにも、告発した元職員への対応についても質問が相次ぎ、公益通報窓口を利用していたにもかかわらず、懲戒処分を出したことについては「告発文は誹謗中傷性が高く適切だった」と話しました。

 知事の証人尋問は9月はじめにも予定されています。

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