サッカーJ2鹿児島ユナイテッドFCは9日、リーグ前半戦最後の試合で、上位・岡山と対戦しました。J3降格圏脱出へ貴重な勝ち点1を手にしています。

　J3降格圏の18位に沈むユナイテッドは9日、リーグ前半戦最後の試合で6位・岡山と対戦しました。新監督の初陣となった前節、11試合ぶりに無失点に抑えたユナイテッド。この試合でも戸根がゴール前で体を投げ出したり泉森がファインセーブを見せたりと守備の良さが光ります。すると後半10分、相手キーパーのパスを鈴木がカットして…ンドカのループシュート！ユナイテッドが先制するのは今シーズン2度目です。しかし25分、岡山の岩渕に同点ゴールを奪われ1対1の引き分け。8試合ぶりの勝利とはなりませんでしたが、上位・岡山とのアウェー戦で貴重な勝ち点1を手にしました。

（鹿児島ユナイテッドFC　浅野 哲也監督）
「耐えきれなかった部分もあるが、岡山相手に勝ち点1はポジティブに。そういう余裕はないけど、アウェーでの勝ち点1を次につなげていきたい」

　ユナイテッドはなおも降格圏の18位。ただ、3試合連続で勝ち点1を積み上げ17位・水戸との勝ち点差は2に縮まっています。

　リーグ後半戦最初の試合は15日、ホームで14位の山形と対戦します。