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鹿児島県内に3年ぶり手足口病の流行発生警報 小さな子どもは特に注意 県が手洗いの徹底を呼びかけ

2024年5月22日 18:56
鹿児島県内に3年ぶり手足口病の流行発生警報 小さな子どもは特に注意 県が手洗いの徹底を呼びかけ

 小さい子供を持つ保護者の方は特に注意が必要です。県内で「手足口病」の患者が急増しているとして県は警報を出しました。県は感染拡大を防ぐために手洗いの徹底を呼び掛けています。

 県によりますと、今月13日から19日までの1週間に51の定点医療機関で確認された「手足口病」の感染者数は308人でした。前の週のおよそ1.8倍で、1医療機関当たりの平均報告数は6.04人と警報発令基準の5人を超えたということです。警報が出されるのは3年ぶりです。

 小さな子どもを中心に発症する手足口病は、ウイルス感染によって手足や口の中に水泡性の発疹ができるのが特徴です。1週間程度で自然に治ることがほとんどですが、まれに髄膜炎や脳炎などさまざまな合併症を引き起こすこともあります。
 手足口病は、「せき」や「くしゃみ」などの飛沫感染や排泄物を介して感染することが多く、県は感染拡大を防ぐために手洗いの徹底を呼び掛けています。