カツオの「ビンタ料理」で先生を歓迎 枕崎市
カツオ漁の盛んな枕崎市で、この春、赴任してきた先生たちを歓迎しようとカツオの頭を使った「ビンタ料理」が振る舞われました。
拍手で迎えられたのは枕崎市の立神小・中学校にこの春赴任してきた先生たちです。頭には昔、新米のカツオ漁師が被っていたという、カツオの背中の皮で作られた「背皮かぶい」を被っています。
そんな先生たちの前に運ばれてきたのはカツオの頭を丸ごと煮込んだ「ビンタ料理」。腕まくりをして…豪快に手づかみで食べるのがならわしです。ビンタは、鹿児島弁で頭を意味し、枕崎では、ビンタ料理が古くからおもてなしの料理として、振る舞われています。
(教員)
「インパクトがあって枕崎に来ないとなかなか食べられないだろうなと思ってうれしい」
(教員)
「すごく味が染み込んでいておいしかった。子どもたちのために頑張ろうと思う」
最初は戸惑っていた先生たちですが、地域の人たちに教えてもらいながら、豪快に食べていました。