鹿児島市で、県内の農業高校の生徒たちが学校で育てた黒豚を販売するイベントが行われました。生徒たちは、愛情をこめて育てた黒豚の魅力を多くの人に発信していました。

（生徒）「いらっしゃいませ。黒豚どうですか」

　15日、鹿児島市のセンテラス天文館で行われた「黒豚フェア」。県内の5つの農業高校の生徒たちが、それぞれの学校で飼育する黒豚の魅力やおいしさを伝えようと企画したもので、今回が3回目の開催です。

　イベントでは、学校で生産した黒豚の精肉や豚みそなどの販売が行われました。

（訪れた人）
「豚味噌を買いました。将来のためにも鹿児島全体のためにも高校生で作って売るっていう活動をすることは大変すばらしい」

（加世田常潤高校の生徒）
「商品のいいところをいっぱい伝えられるように自分でも考えながら笑顔で接していきたい」

（曽於高校の生徒）
「お客さんの買ったときの笑顔が見られてとても幸せ」

　鹿児島の畜産の今後を担う高校生たちにとって、消費者と触れ合う良い機会になりました。