鹿児島市の不発弾処理終わる 周辺住民は一時避難
鹿児島市の工事現場で2月、見つかった不発弾の処理が無事、終わりました。
これは2月9日、鹿児島市真砂本町の工事現場でアメリカ製の不発弾が見つかったものです。鹿児島市は24日朝から、現場の半径166メートル以内に住む約700人に避難を呼びかけ、住民は近くの中学校などに避難しました。
(避難した住民)
「初めてのことだから、緊張と不安でもうどうしようかなと思って」
午前9時半から自衛隊の不発弾処理隊が信管を抜く作業を始め、午前10時前には終了。その後、安全宣言が出されました。
(下鶴市長)
「避難、交通規制にご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます」
(陸上自衛隊 第104不発弾処理隊 遠矢 博史 隊長)
「信管の腐食が進んでいたので、簡単ではない、難しいほうの部類に入っていた」
不発弾は大分県の保管場所に送られた後、処分されるということです。