エアーメモリアルinかのや 海自ヘリ2機の墜落事故を受け一部内容変更し28日実施へ
例年2万人前後が訪れる海上自衛隊鹿屋航空基地のエアーメモリアルinかのやが今月28日に開かれます。海上自衛隊のヘリコプター2機の墜落事故を受け、同じ型の機体の展示を取りやめるなど内容を一部変更して行われることになりました。
迫力あるアクロバット飛行などを楽しめる「エアーメモリアルinかのや」。4年ぶりに開かれた去年は1万8000人が訪れました。
今月28日の開催までおよそ1週間と迫った先週20日、伊豆諸島沖で訓練していた海上自衛隊の哨戒ヘリコプターSH―60K2機が墜落する事故が発生。鹿屋航空基地では事故機と同じ型の機体の展示飛行やフライトシミュレーター、着水脱出訓練装置の見学を取りやめるなど内容の一部変更を決めました。
今年は鹿屋航空基地の70周年を記念しブルーインパルスやホワイトアローズの飛行も予定されていて、実行委員会は「楽しみにしている人が多いことも考慮し行方不明者の捜索活動に支障のない範囲で行う」としています。