3日、爆破予告が届いていた鹿児島大学の入学式は警察などの厳戒態勢の中、5日予定通り行われました。2508人の新入生たちが学生生活をスタートさせました。

　3日、鹿児島大学に「入学式の会場や鹿児島大学を爆破する」というメールが届きました。このため警察や大学関係者など約70人の体制で会場や周辺の見回りを実施、警察官が警備する厳戒態勢の中、予定通り午前10時半から入学式が行われました。

　2024年、鹿児島大学には9つの学部と大学院に2508人が入学しました。佐野 輝 学長は「鹿児島大学の学生として誇りと高い志をいつまでも持ち続け、個性豊かな学生生活を送ってください」と歓迎の言葉を贈りました。式には5年ぶりに保護者も参加し、晴れ姿を目に焼き付けていました。

(新入生)
「（高校は）制限があったりマスクで顔がわからなかったりした。大学生はみんなあまりマスクをしていなかったので精一杯楽しみたい」

(保護者)
「高校は入学式も制限があって体育祭もリモートだったので、今回5年ぶりに保護者も一緒に出席できるということで晴れ姿が見られてよかった。嬉しい」

　今回の爆破予告を受けて、実施場所の制限があったもののサークルの勧誘も行われ新入生は次々渡されるチラシを受け取っていました。

(新入生)
「アメフトサークルの新歓に行ってみようかと」

　講義は4月9日から始まるということです。