姶良市出身で、九州プロレス所属のプロレスラーが鹿児島市内の保育園を訪れ、子どもたちと綱引きで対決しました。果たして軍配はどちらに？

　鹿児島市の久遠保育園に登場したのは九州プロレスに所属する姶良市出身の桜島なおき選手です。

　九州プロレスは「九州ば元気にするバイ！」をスローガンに活動しています。22日は地域貢献活動の一環として子どもたちに笑顔を届けようと保育園を訪れました。

　2歳から5歳までの約60人の子どもたちはスクワットや腕立てふせの筋肉体操に挑戦。力をつけた子どもたちが桜島選手と綱引きで勝負です。

　小さい体で挑みましたが、ここは桜島選手の貫録勝ち。

　後輩たちの借りはお兄さんお姉さんが返す！年長の子どもたちが桜島選手に挑みました。桜島選手に引き寄せられますが、子どもたちは諦めず力を合わせて引っ張ります。今度は年長の子どもたちが勝ちました。

　4回行われた綱引きは2勝2敗の引き分けでした。

(九州プロレス桜島なおき選手(39)
「仲良く力を合わせたら、大人の人にも勝てます。だからこれからも仲良くしてください」

　イベントの最後には花束と子どもたちが書いたメッセージ入りのメダルが贈られました。

(園児)
「楽しかった」
「かっこよかった」
Qお兄ちゃんは強かった？
(園児)
「ううん」
Q強くなかった？
(園児)
「うん。だって僕がうんって引っ張ったから」

(九州プロレス桜島なおき選手(39)
「九州ば元気にするばいというスローガンということでみんなが元気になってほしいなという思いでこれからも伝えていければ」

　子どもたちは、体をもちあげてもらうなど力自慢のプロレスラーとの交流に大喜び。

　7月27日と28日は鹿屋市と鹿児島市で九州プロレスの大会が開かれます。無料で観戦できるということです。