「命を守る行動を最優先に」地震が起こった時に大切にするべきこと 専門家は…
専門家は「8日の地震に関連した地震は今後もある。命を守る行動を最優先にしてほしい」と呼びかけます。
今回の地震について防災の専門家で鹿児島大学の井村隆介准教授は。
(井村准教授)
「いつも起こっている地震が今回も起きたかなという形」
日向灘では、1961年や1996年など、約30年に1回の周期で繰り返し大きな地震が起こっています。
(井村准教授)
「これが直接南海トラフの巨大地震につながる可能性は普段よりも少し高まったけれども、来るよと言っているわけではなくて、ちょっといつもよりも気持ちをいれといてくださいねというような状況。8日の地震に関連した地震というのは今後もある。そっちのほうがずっと確率は高い」
地震が起こった時に大切にするべきことは…。
(井村准教授)
「ほかで起こった地震の災害と同じようなことが今鹿児島県、自分の住んでいるところでおこったらと想像を巡らしてもらうことが一番大事。揺れた時に命を守る行動をとったとしても西日本沿岸が東北みたいに津波でやられることは防げない。そう考えるとやっぱり命を守るという行動を最優先にしていただければいいかなと思う」