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【解説】19日から”変更”へ ガソリンの『政府の補助金』の仕組みとは?

2024年12月18日 19:30
【解説】19日から”変更”へ ガソリンの『政府の補助金』の仕組みとは?

制度が始まってからのガソリン価格の推移を見ていく。
『政府の補助金』制度が、おととし1月から始まったことで、上がっていくはずだった価格を抑えることができた。

ただ、徐々に補助率が下がったことで、店頭価格が上がったので、去年10月から『新たな補助金制度』がスタートして、その後は再び価格が抑えられある程度安定している状況だ。

そして、12月19日から変わるのが『補助率』。

たとえば、補助する前の価格を「190円」とする。
ポイントになるラインが2つあって、まず185円を超える部分は全額補助される。

ポイントとなるのが168円~185円の範囲。
12月18日までは、この17円のところに「60%」の補助がされて、店頭では「175円」となっていた。

では、19日からどう変わるのか?
この168円~185円の部分の補助が、「60%→30%」に減る。
結果、店頭価格は「180円」になる。
つまり18日より5円上がる、ということになる。

そして、来年1月にはこの部分の補助がゼロになるので、更に5円上がるカタチだ。

今回は、ガソリンを例にとったが、農業で必要な重油、そして家庭で使う灯油も対象となるため、この冬の影響は少なくない。

最終更新日:2024年12月18日 19:30