<"初乗り運賃"値上げを申請>宮城交通とミヤコーバス 宮城県内の路線バス全線で『160円→200円』に
認められれば、来年3月1日から"新たな運賃"が導入される。
宮城交通とミヤコーバスは、宮城県内の路線バス全線で、初乗り運賃をいまの160円から200円に改定する申請を行った。
宮城交通とミヤコーバスは、12日 東北運輸局に対して初乗運賃を今の160円から200円に値上げする運賃改定を申請した。
初乗り運賃を含めて、乗車する距離に応じた値上げ幅の平均は、主に仙台市を走る宮城交通で「14.96%」、仙台市以外を走るミヤコーバスは「13.69%」。
対象は宮城県内全ての路線で、消費税の増税以外で運賃を改定するのは2017年以来8年ぶりだ。
運賃改定の理由について、宮城交通は利用者の減少や燃料費の高騰などから赤字になっていることに加えて、いわゆる2024年問題による運転手の不足などをあげている。
新たな運賃は、国から認可されれば来年3月1日から導入される予定だ。■仙台市バス
一方、仙台市バスの運賃については、郡市長は再来年10月から15%程度の値上げを行う方針を示しています。