<朝見るのがおススメ>宮城県指定の天然記念物『イロハモミジ』 赤く色づくも”猛暑”の影響(仙台市・賀茂神社)
仙台市泉区にある賀茂神社では、赤く色づいた宮城県指定の天然記念物『イロハモミジ』が訪れる人の目を楽しませている。
ただ、今年は猛暑の影響が出ているようだ。
太陽の光を浴びて赤く色付いているのは樹齢が推定200年以上とされる県指定の天然記念物『イロハモミジ』。
高さ15メートルを超える2本の大木が鳥居を包み込むその姿を、毎年楽しみにしている人も多いようだ。
訪れた人
「初めて来ました。雑誌で見て来たけれど、キレイですね圧巻ですね」
「なかなか鳥居とモミジは、珍しいですよね」
今年は、例年よりも10日ほど遅く11月20日前後から色づき始めたという『イロハモミジ』だがー。
訪れた人
「去年もこの時期に来て、モミジがきれいだったので、去年と比べると(時期が)過ぎたかなという感じ」
神社によると、夏の暑さの影響から例年のような色づきとはなっていないようだ。
賀茂神社・田口弘さん
「いつもだと真紅、真っ赤になる。太陽の当たるところは真っ赤だけれど、日陰は少し黒ずんでいる。夏の暑さが長引いて、10月も暑い日があった。真紅にならない」
そんな中でも、キレイに紅葉を楽しむ方法を教えてもらった。
賀茂神社・田口弘さん
「朝早い方がおすすめ。太陽が当たって、参道から見ると真っ赤に見える。(朝の)8時半~9時半までが一番良いと思います」
賀茂神社のイロハモミジは、あと1週間は楽しめるという。