<クリスマスイブ>菓子店はケーキ作りで大忙し ”原材料高騰”に店は工夫(仙台市)
クリスマスイブの24日、仙台市の菓子店はクリスマス用のケーキ作りで大忙しだ。
原材料の高騰に、店の工夫もみられる。
24日午前、仙台市宮城野区にある菓子店。
安斎摩紀アナウンサーリポート
「1年の中で一番忙しい時期になりました。こちらの店では、オープンから列が途絶えることがありません」
24日午前5時から始まったクリスマス用のケーキ作り。
スポンジケーキに塗った真っ白な生クリームの上に、真っ赤なイチゴが手際よく飾られていく。
24日は、予約が入っているホールケーキ約300個と、店頭で販売する小さなケーキおよそ1200個を準備するという。
店によると、イチゴやバター・小麦粉などの原材料の高騰に加え、今年はチョコレートの仕入れ値が去年の倍以上になっている。
それでも、4号サイズのホールケーキは200円の値上げにとどめたという。
パティスリーティッセ・阿部綾華さん
「箱は例年は華やかなものを使っているけれど、シンプルなものにしてなるべくケーキの材料に使えるようにしました。ケーキを食べて、今年1年も良い年だったなと振り返り、楽しい時間を過ごしてもらえたら良い」
客
「子どもがきょうで8か月なので そのお祝いもかねて」
親子
子「ショートケーキとサンタさんが乗っている丸いケーキを買った」
母「私も仕事をお休みしたので、一緒にゆっくりご飯を食べたりして過ごしたい」
こちらの店では、25日もホールケーキ70個以上の予約が入っているという。