【宿泊税】鳴子温泉で白紙撤回求める意見も「観光誘致のための財源と理解いただきたい」宮城県・村井知事
宮城県は、1人1泊あたり300円を宿泊する人に課す宿泊税の導入を検討していて県は今月から地域ごとにホテルや旅館など宿泊事業者との意見交換会を始めている。
このうち大崎市鳴子温泉で今月6日に開かれた意見交換会では、白紙撤回を求める意見が相次いでいた。
村井知事は「地区全員が反対というわけではない」としたうえで次のように宿泊税導入について理解を求めた。
村井知事
「組合全体でみると賛否はあるけど理解を示してくださる方はたいぶ増えてきている手応えは持っている。我々はたくさんのお客さんをより引っ張っるための施策をするために必要な財源、その財源をほかに振り向けるためでは決してありませんから、そこの基本的なところはぜひご理解をいただきたい」
村井知事は県全体の観光客誘致のために活用していくことを強調したうえで、詳細については同じく宿泊税の導入を目指す仙台市とも調整を図り9月以降の県議会で提案を目指す考えを示した。