【『星野リゾート』手掛ける旅館】仙台の奥座敷・秋保温泉に25日オープン 「仙台ガラス」や「白石和紙」など随所に宮城らしさ
仙台の奥座敷・秋保温泉に、全国で高級ホテルを展開する『星野リゾート』が手掛ける旅館が、25日オープンする。
白壁里沙子アナウンサーリポート
「『界 秋保』の客室は全室に、全室にご当地部屋紺碧の間が備えられています。紺碧のフレームで切り取られたまるで絵画のような景色を楽しめます」
渓流と四季の景色を堪能できる客室。
宮城の地酒で「伊達な宴」を体験できるおもてなし。
さらに、大名の食事をイメージした会席料理。
『星野リゾート』の温泉旅館ブランド「界」。
全国23施設目が、秋保温泉に25日オープンするのを前に、報道向けの内覧会が行われた。
『星野リゾート』は、去年5月まで営業していた「ホテルきよ水」の経営権を取得し、去年6月から改修工事を進めてきた。
界 秋保・上打田内健三郎総支配人
「四季の景色や仙台からの立地も含めて、とても魅力的な地。ワイナリーやブリュワリーも、どんどん進出していて活気のある場所だと思っています」
旅館には、宮城らしさが随所に。
『杜の都』を感じさせる「仙台ガラス」のアート。
部屋の入り口には「白石和紙」。
寝室の障子は「こけし柄」が隠されている。
客室数は49室で、料金は1人1泊3万1000円からとなっている。
ゴールデンウィークの予約はほぼ埋まっているというが、5月の平日であれば若干の空きがあるという。