【国内初めて・高温1000度以上で下水汚泥処理】炭化肥料など製造施設完成(宮城・気仙沼市)
1000度以上の高温で下水汚泥を処理し炭化肥料などを製造する施設が、宮城・気仙沼市に完成した。
下水汚泥の超高温炭化施設は、気仙沼市が企業や大学と共同で整備したもので、市の下水処理場に完成した。
乾燥させた下水汚泥を1000度以上の高温で処理する施設は国内初めてで、炭化肥料や土壌改良剤脱臭剤などを製造する。
1日あたり15トンの汚泥から、700キロの炭化製品が作られるという。
気仙沼市・菅原茂市長
「高温処理することによって、より用途の広がる汚泥処理ができるということで、心強く思っております」
気仙沼市は、今後 実証試験を行い、2026年度以降の本格稼働を目指すという。