【初入札】宮城県産ノリ 「猛暑で生育遅れ」も「去年より品質向上」(宮城・塩釜市)
塩釜市では、宮城県産のノリの「初入札」が行われた。
猛暑の影響で生育は遅れたものの、去年より品質が向上しているという。
塩釜市にある宮城県漁協の施設では、関係者がノリの初入札を祝った。
会場には、宮城県産のノリおよそ2500万枚が並び、買受人が色や艶などを入念に確認していた。
100枚当たりの平均落札価格は、海水温が高く品質が低下した去年のほぼ倍の1795円で取引された。
買受人「気候が暖かかった分(品質が) 悪いかと思っていたが、それなりにいいものがそろっている」
今年は、猛暑の影響で生育は遅れたものの、11月になり海水温が落ち着いたことなどから、品質が維持できたという。