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【地価調査】「住宅地」ランキングin宮城 青葉区上杉が1位!大和町が子育て世代に人気上昇

2024年9月17日 16:55
【地価調査】「住宅地」ランキングin宮城 青葉区上杉が1位!大和町が子育て世代に人気上昇

宮城県全体の2024年の住宅地の平均変動率は+1.4%、12年連続の上昇だが、前の年の+1.7%から上昇幅が鈍化している。
人口減少や世帯数の減少が進む市町村で下落が続いている一方、住宅開発が進み人口や世帯の集中が見られる地域に加え、台湾の半導体工場が進出する大衡村で地価上昇が目立ったという。

住宅地「最高価格」ランキング

住宅地の最高価格地点は、仙台市青葉区上杉4丁目の447,000円となった。

仙台市青葉区の上杉地区や二日町地区などの中心市街地では、単身者用の高層マンションの建築がよくみられているという。昨年11月の新しいスーパーマーケットによる生活利便性が向上。学生向きマンションの賃貸需要も安定しているという。

住宅地「上昇率」ランキング

住宅地で最も上昇した地点は大和町の杜の丘2丁目で、上昇率は12.7%。

大和町は工業団地に近く、住宅需要が堅調。商業施設との利便性に優れ、区画整然とした振興の住宅地域は、子育て世代を中心に需要が高くなっているという。また、仙台市中心部への接近性も概ね良好で、半導体工場の進出する工業団地も近いとのこと。

住宅地「下落率」ランキング

住宅地で最も下落した地点は大崎市の岩出山字川原町で、下落率は▲5.7%となった。

大崎市は、旧古川市以外の旧町については、人口流出、高齢化により不動産需要が低迷し、長期低落が継続しているという。

最終更新日:2024年9月18日 10:57