<痴漢の加害者にならない、傍観者にならない、許さない>高校生が痴漢・盗撮の被害防止呼びかける 地下鉄の駅で(仙台市)
9日朝、仙台市の地下鉄の駅で、高校生が痴漢や盗撮の被害防止を呼びかけた。
聖和学園生徒呼びかけ
「社会全体で、痴漢の加害者にならない、傍観者にならない、痴漢を絶対に許さないという意識を高めていきましょう」
9日午前7時半頃、仙台市若林区の地下鉄東西線・薬師堂駅で、聖和学園高校の生徒30人が若林警察署の署員らと一緒に通勤・通学客にチラシを配り、痴漢や盗撮の被害防止を呼びかけた。
去年、宮城県内での痴漢や盗撮などの被害相談は301件あり、警察は関係機関と連携しながら取り締まりを強化している。
若林警察署・齋藤明史生活安全課長
「もし被害にあった方がいた時に、傍観者にならないで、警察に迅速に通報していただければと思います」
警察は、痴漢や盗撮被害に遭った際、周囲の人や駅員に助けを求めたり通報してほしいと話している。