<2か月間の航海実習を終える>水産高校の生徒が乗った海洋総合実習船「宮城丸」(宮城・石巻漁港)
水産高校の生徒らが乗った宮城県の海洋総合実習船「宮城丸」が、およそ2か月間の航海実習を終え、21日 石巻漁港に戻りマグロを水揚げした。
宮城県水産高校と気仙沼向洋高校の生徒合わせて34人が乗った宮城丸は、21日午前8時半頃 石巻漁港に帰港した。
宮城丸は4月26日に出港し、1000キロ以上離れた太平洋上の小笠原諸島の漁場で最新機器を使った航海技術やマグロはえ縄漁の実習を行ってきた。
港に接岸すると、実習で獲って冷凍していたメバチマグロなどおよそ2.7トンを水揚げした。
宮城県水産高校3年生
「早く家に帰りたいです。疲れたのでベットで休みたいです」
「最初、商船に乗ろうと思ってたんですけれど、自分は漁船の方が良いかもしれないなと。2か月親から離れて思ったのは、母親すごいなと。ありがとうございますと言いたいです」
水揚げしたマグロは、宮城県内のスーパーなどで販売される。
宮城丸は、10月にハワイ沖で航海実習が予定れているという。