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「感染性胃腸炎」に集団感染、仙台市若林区の小学校の児童59人、宮城県内全域に13日から警報発表中

2025年3月14日 18:59
「感染性胃腸炎」に集団感染、仙台市若林区の小学校の児童59人、宮城県内全域に13日から警報発表中

宮城県内全域に「感染性胃腸炎」の警報が発表されるなか、仙台市若林区の小学校で、児童59人が集団感染したことが明らかになりました。

仙台市によりますと、感染性胃腸炎の集団感染が明らかになったのは、仙台市若林区内の小学校で、3月10日月曜日~14日金曜日までにあわせて児童59人が腹痛や嘔吐などの症状を訴えました。

入院や重症化した児童はなく、全員が快方に向かっているということです。

給食など同じ食事を原因としたものではないとみられていて、仙台市はこの小学校のうち、一部の学年とクラスを来週17日月曜日まで休みにするとともに、発症者の検便を行うなどしてウイルスの分析を進めています。

感染者の増加を受けて、宮城県内では13日から全域に感染性胃腸炎の警報が発表されていて、県は石けんを使用した手洗いや食品を十分に加熱にして食べることなど対策の徹底を呼びかけています。

最終更新日:2025年3月14日 19:01