「多い日には練習が1日12時間」”オリンピック”出場の元選手が中学校で特別授業(宮城・気仙沼市)
オリンピックの意義を元選手から学ぶ特別授業が、宮城・気仙沼市の中学校で6日行われた。
気仙沼市の津谷中学校を訪れたのは、新体操日本代表としてロンドンオリンピックに出場したサイード横田仁奈さん。
ロンドンオリンピックに出場・サイード横田仁奈さん
「オリンピックバリューというものを混ぜてみなさんと体育の授業をしたいと思います」
JOCのオリンピック教室は、中学2年生を対象にリスペクトやフレンドシップなどオリンピックの価値を、体を動かしながら感じてもらおうと実施しているもの。
サイード横田さんは、多い日には練習が1日12時間にも及んだ選手時代を振り返り、オリンピック出場の夢と、支え合える仲間がいたから乗り越えることができたことなどを、伝えていた。
生徒たちには、6日の授業が自らの将来を考えるきっかけになったようだった。