17日告示された亘理町議会議員選挙は、定数16に対し立候補したのは15人。初めての「定数割れ」となった。

宮城県内の市町村議員の選挙でも、「定数割れ」は初めてとみられる。

任期満了に伴う亘理町議会議員選挙は、17日午後5時に届け出が締め切られた。

定数16に対し立候補したのは現職13人・新人2人のあわせて15人で、初めての「定数割れ」となり、立候補した全員が「無投票当選」となった。

宮城県内35市町村の選挙管理委員会によると、現在の市町村となってから議員選挙での「定数割れ」は記録になく宮城県内でも初めてと見られる。

亘理町選管は、今回の「定数割れ」を受けて『議員定数は８月の臨時議会で18人から16人にする条例案が可決されたばかりで、定数削減直後の「定数割れ」は町民に議会議員の仕事のやりがいが理解されていないのか非常に残念』と、コメントしている。