【解説】『女川原発2号機』なぜ原子炉停止にいたったのか?キーワードは「中性子」
なぜ女川原発2号機の原子炉が停止にいたったのか?改めて見ていく。
今回「中性子」という言葉が出てくるが、そもそも原発は、核燃料のウランに「中性子」がぶつかって熱を出すことで、蒸気を作って発電する。
その「中性子」の状態を把握するため、原子炉内には検出器が入っていて、これが正常に作動しているかをチェックするのが、今回問題になった部分だ。
チェック装置を差し入れて確認する訳だが、その検査器を入れた後、出すときに何らかの理由で止まったという。
原因を突き止めるためには、原子炉格納容器に立ち入らなければならず、今回原子炉を停止することになったという。
東北電力では、発電再開の時期については未定としている。
最終更新日:2024年11月5日 18:15