【地価調査】「商業地」ランキングin宮城 1位は42年連続の仙台駅西口!仙台駅東口は急上昇↑
商業地について、宮城県の平均変動率は4.3%で、12年連続の上昇となった。上昇率は前年より拡大した。
仙台市の平均変動率は7.9%、仙台市周辺市町村は5.5%、その他の市町は▲0.5%だった。
商業地のうち、最高価格地点は仙台市青葉区の中央2丁目の4,320,000円/㎡で、42年連続の最高価格地点となった。
JR仙台駅西口のEDENが2024年1月末に閉店し、隣接地を含めた一体開発に具体性が出ている。
また、仙台市青葉区本町1丁目に新たな店舗・オフィスビルの建設計画もあり、仙台駅西口の活性化につながることが期待されているという。
商業地のうち、最も上昇した地点は仙台市宮城野区の榴岡1丁目で、上昇率は16.7%だった。
この地域はオフィスの大量供給があり、一時的に空室率が高止まりしたが、大型複合施設開業以降、飲食、物販業の商況が好調だという。
商業地のうち、最も下落した地点は気仙沼市の本吉町津谷松岡で、下落率は▲5.5%だった。
この地域は高齢化等が進行し後継者も少なく、空き店舗が年々増えており、店舗需要は乏しいという。