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「レベル4」自動運転トラック想定 次世代の物流施設 2030年代前半に開業へ<仙台・長町IC直結>

2024年6月7日 19:46
「レベル4」自動運転トラック想定 次世代の物流施設 2030年代前半に開業へ<仙台・長町IC直結>

東北最大級となる物流施設は仙台南部道路・長町ICに直結する形で建設され、延べ床面積は約27万平方m。2030年代前半に開業予定。7日、仙台市役所には次世代物流施設を建設する三菱地所が訪れ、仙台市などと協定を結んだ。

この施設では、高速道路のみ走行が可能な「レベル4」の自動運転トラックが乗り入れする想定で、物流停滞が懸念される2024年問題の解決を目指す。

<三菱地所 中島篤 社長>
「トラックドライバーの不足という深刻な社会問題の解決。日本の経済成長、国民生活を持続的に支えるような強い物流施設、ネットワークの構築に寄与すると考えている」

この施設によって、2800人程度の雇用が生まれる見込みで、仙台市の郡市長は「仙台だけでなく東北経済の発展にも寄与する施設で全力でサポートしていきたい」としている。
三菱地所は同様の施設を京都にも建設予定で、今後は関東圏や中京圏でも検討を進めるという。