視覚障がいがあっても化粧できる“ガイドメイク”に挑戦!「かわいいと言われてうれしかった」
仙台市青葉区の県視覚支援学校で開かれたメイク講座には、高等部の生徒9人が参加した。
このメイク講座は視覚に障がいがある生徒の「自信を持って社会に出たい」という気持ちを応援しようと、大手化粧品メーカーが開いたもの。
普段はあまり化粧をしないという生徒たち。
お気に入りの化粧品を選んだ後は、視覚障がい者向けに開発されたメイク方法「ガイドメイク」を学んだ。
「ガイドメイク」は自分の手や指を顔に当てて「ガイドライン」にしてそれに沿ってメイクする方法。
鏡が見えなくても綺麗にメイクが出来る。
「ガイドメイク」で初めて本格的な化粧に挑戦し、講師から出来栄えを評価されると生徒たちの表情は明るく輝いていた。
参加した生徒
「眉毛と口紅を書くのが見えにくくなってから難しかった、今日教えてもらって練習すればもう ちょっと書けるようになるかなと思いました」
「みんなからかわいいと言われてうれしかった」
講座を開いた化粧品会社では、今後も視覚障がい者団体や特別支援学校などと連携して「ガイドメイク」講座を開く予定。