「日本一カッコいい辰」障がい者によるアート展 個性的な作品の数々 せんだいメディアテーク
花畑の中、混雑する車の列…バスには人影も見え細かく描かれている。
全体が鮮やかな色遣いに溢れ心が躍るような作品だ。
こちらは、細かい点で表現したようなカラフルなしま模様。
近くで見ると、点に見えたのは密集した漢字やひらがな。
この展示会は、障がい者の芸術活動を支援する団体が開いたもので今年で10回目を迎える。
今回は台湾やウクライナなど世界からも作品が集まりまった。
開会式で開会宣言をした高校3年生の白鳥樹さんは今回が初めての入選。
作品名は「日本一カッコいい辰」だ。
ダウン症の白鳥さんは普段から絵を描くことが好きで、今回は十二支の辰をモチーフにオブジェを作った。
Q作品を作る時何が一番楽しい ですか?
白鳥さん
「絵具です!画伯は(自分のこと)丁寧に描くのが楽しくて」
また、5人の審査員から満点をとった内閣総理大臣賞の作品は、家の骨格が見えるようになっていて接着には全てホチキスが使われている。
カラフルな色使いや繊細なデザインなど個性あふれる作品が集まったこの展示会は9月1日まで仙台市青葉区のせんだいメディアテークで開かれている。