宮城県内で今年初の『猛暑日』となった7日、熱中症の疑いで宮城・岩沼市の90代の女性が死亡していたことが分かった。

あぶくま消防本部によると、岩沼市の90代の女性は、7日　自宅から熱中症の疑いで搬送され、その後病院で死亡が確認されたという。
宮城県内で熱中症疑いによる死者は、今年初めて。

宮城県内では、7日「名取」で36.1度など県内3地点で『猛暑日』となる中、熱中症の疑いで33人が搬送されていた。

また、県のまとめによると、6月1日～7月7日までに熱中症い疑いで搬送された人は234人で、このうちの122人が高齢者。自宅の室内や庭で症状を起こしたのが、88人だった。

県では、喉の渇きを感じる前に水分・塩分を補給することや、夜間もエアコンを使用するなど熱中症対策を呼び掛けている。