【山の緑に『白い帯』のように広がって…】鳴子ダムで「すだれ放流」始まる 雪解け水をすだれ状に下流へ(宮城・大崎市)
宮城・大崎市の鳴子ダムでは、ダムに貯まった雪解け水を、すだれ状に下流へと流す「すだれ放流」が23日から始まった。
この「すだれ放流」は、春の観光を盛り上げようと、施設点検も兼ねて毎年行われている。
鳴子ダム管理所によると、今年は山からの雪解け水が少なく、5月に行う田植え用の農業用水を貯めるために時間がかかることから、例年より10日ほど早めの放流になったという。
訪れた人は、幅およそ95メートル、高さ80メートルから流れ落ちる毎秒5トンもの水の迫力を、楽しんでいた。
訪れた人
「圧倒的なスケールで、だいぶ驚きました」
「山の緑の中に白い帯のように広がって、とても良いですね」
鳴子ダムの「すだれ放流」は、25日てまで行われる予定。