公取委、Googleに排除措置命令へ 検索アプリめぐり独禁法違反
アメリカのIT大手Googleが独占禁止法に違反したとして、公正取引委員会が排除措置命令を出す方針を固めたことがわかりました。公正取引委員会が、Googleやアマゾンなどアメリカの巨大IT企業に対し排除措置命令を出すのは初めてです。
関係者によりますと、Googleは日本の一部Android端末メーカーに対し、自社のアプリストア「Googleプレイ」を搭載する条件として、「Googleクローム」など自社の検索アプリを、初期設定の段階で画面の目立つ位置に配置する契約を結ばせていたということです。
公正取引委員会は、こうした行為が端末メーカーとの取り引きを不当に拘束しているとして、独占禁止法違反で排除措置命令を出す方針を固め、Google側にすでに文書で通知したということです。
公正取引委員会が、Googleやアマゾンなどアメリカの巨大IT企業に排除措置命令を出すのは初めてとなります。
最終更新日:2024年12月23日 12:10