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【『悪魔のサメ』とも呼ばれる『ミツクリザメ』】宮城県沖で初めて捕獲 標本が「仙台うみの杜水族館」で公開

2024年5月3日 9:39
【『悪魔のサメ』とも呼ばれる『ミツクリザメ』】宮城県沖で初めて捕獲 標本が「仙台うみの杜水族館」で公開

『悪魔のサメ』とも呼ばれる『ミツクリザメ』が、宮城県沖で初めて捕獲され、その冷凍標本が5月2日から「仙台うみの杜水族館」で公開されている。

石橋記者リポート
「宮城で初めて捕獲されたミツクリザメ。鋭い牙や肌の質感を目の前で確認することができます」

『悪魔のサメ』とも呼ばれる『ミツクリザメ』

公開されたのは、宮城・女川沖で4月28日に捕獲された『ミツクリザメ』の冷凍標本。

深海に生息する『ミツクリザメ』は、鋭い牙やエサを捉える時に突き出る顎の様子から『ゴブリンシャーク=悪魔のサメ』とも呼ばれている。

これまで茨城県沖での捕獲が北限記録だったが、その記録が更新されそうだ。

来館した女の子
「牙のところがこわい」
「冷凍したものとは言えども、こんなに近くでギザギザの歯が見られてすごいと思いました」

仙台うみの杜水族館・魚類チーム 大谷明範さん
「(宮城で)まさか獲れるなんてと思ったのが最初の感想です」

水族館によると、海水温の上昇や海流の変化が北限の記録が伸びる原因ではないか、という。

『ミツクリザメ』の標本は、仙台うみの杜水族館で5月6日(月)まで公開されている。