保育士との信頼関係を深めてもらおうと、宮城・多賀城市のこども園で保護者が1日保育士を体験した。
笠神認定こども園で”パパ先生”として1日保育士を体験したのは、この園に子どもを預けている菅野泰（43）さん。

11日は、19人が在籍する年長のクラスで豚汁づくりを行った。

菅野さんは、包丁の使い方のお手本を見せた後、包丁を手に取る子どもたちがケガをしないようサポートしながら一緒に調理した。

多賀城市では、保護者と保育士の信頼関係を深めると共に、集団生活を通した子どもの成長を感じ取ってもらおうと、去年から市内の施設でこの取り組みを進めている。

保育士を体験した菅野泰さん
「たくさんの子どもたちをまとめる先生は大変だなと思いました。けれど、すごい楽しいとても良い経験ができました」

菅野さんは、子どもたちを一言でまとめる保育士の姿に感動したと話すと共に、自身の子どもがしっかりと集団生活を送る姿に、成長を感じたと話していた。