【有段者が素早く札取る技を披露】小学生が「競技かるた」体験(宮城・岩沼市)
国語の授業で優れた歌人の和歌を集めた「百人一首」について学んでいる岩沼市の小学生が「競技かるた」を体験した。
岩沼西小学校で行なわれた「百人一首競技かるた」の特別授業には、4年生172人が参加した。
全日本かるた協会・六段の坂本忠厚さんら5人が講師を務め、「百人一首」の歴史や「競技かるた」のルールを説明。
百人の和歌をすべて暗記している有段者の選手が、素早く札を取る技を披露した。
児童たちも「競技かるた」に挑戦。
読み手が読み上げる上の句を聞いて、できるだけ早く下の句の書かれた札を取りにいく競技の楽しさや難しさを実感していた。
児童
「(選手は)最後の方を言わなくてもパーンと取っていたのがすごいなと思った」
「読んだ後すぐ取るところが楽しくて、またやりたいと思いました」
児童たちは「競技かるた」を体験し、「百人一首」に親しんだ。